経営方針・戦略
経営理念・ビジョン
当社グループは、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念の下、世界の人々が最も必要とする企業グループを目指しています。情報・テクノロジー領域において通信事業を中心に様々な事業に取り組み、テクノロジーの力で社会課題を解決することにより、企業価値の最大化を図っています。
理念・ビジョン・戦略成長戦略「Beyond Carrier」
ソフトバンクの掲げる成長戦略「Beyond Carrier」は、コアビジネスである通信事業の持続的な成長を図りながら、通信キャリアの枠を超え、情報・テクノロジー領域のさまざまな分野で積極的に事業を展開することで、企業価値の最大化を目指すものです。また、通信事業とそれらのグループ事業との連携を強化することで、通信事業の競争力を強化するとともに、グループ事業のサービス利用者数の拡大やユーザーエンゲージメントの向上といったシナジーを創出することを推進しています。

中期経営計画
当社は2023年5月に、2025年度を最終年度とする中期経営計画を発表しました。内容については発表資料をご覧ください。
中期経営計画(PDF形式:10.4MB/55ぺージ)
中期経営計画
(10.4MB/55ぺージ)
中期経営計画の進捗については、決算発表資料をご覧ください。なお、中期経営計画の財務・非財務目標については2025年5月の決算説明会で上方修正をしています。下記「財務目標」「非財務目標」をご覧ください。
財務目標
2025年度
親会社の所有者に帰属する純利益
最高益(5,400億円)を目指す
当社は、2025年度の目標を以下のとおりとしています。
中期経営計画における目標(2025年度) | |
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親会社の所有者に帰属する純利益 | 最高益(5,400億円)を目指す (2025年5月に5,350億円から上方修正) |
営業利益 | 中長期の成長に向けた先行投資を強化しつつ、営業利益1兆円を目指す (2025年5月に9,700億円から上方修正) |
非財務目標
通信事業に必要な電力の全てを
再エネ発電で調達することを目指す
2030年度には半分以上を
再エネ発電で達成へ
自社使用電力※1に占める実質再生可能エネルギーの割合 | 2025年度:60%(2025年5月に50%から上方修正) 2030年度:100% |
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上記目標の達成に向けて、非化石証書を活用するだけでなく、当社の温室効果ガスの年間排出量の半分を占める基地局の省エネ化を促進していきます。また、再生可能エネルギーを新規調達※2する大型契約を発電事業者と締結し、目標達成を目指します。

当社は、「テクノロジーのチカラで地球環境へ貢献」をマテリアリティ(重要課題)の一つとし、持続可能な社会の実現に向けて、AI(人工知能)などの最先端テクノロジーを活用し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
マテリアリティ(重要課題)
株主還元
中長期的な成長と
株主還元の両方を重視
当社は、中長期的に企業価値を高めるとともに、株主の皆さまに利益を還元していくことを重要な経営課題の一つとして位置付けています。企業価値の向上のために、5Gのさらなる高度化のための設備投資を効率的に行うことに加え、AI計算基盤の構築を含む新規事業への投資も継続して取り組んでいきます。配当は、中間配当および期末配当の年2回を基本方針とし、業績動向、財政状態、キャッシュ・フローの状況などを総合的に勘案して安定性、継続性に配慮しながら実施していきます。
2025年度の普通株式1株当たり配当金については、年間8.6円(うち中間配当金4.3円、期末配当金4.3円)を予定しています。また、第1回社債型種類株式および第2回社債型種類株式については所定の金額の配当を実施していきます。
当社は、これからも通信事業と新規事業で成長を続けながら、企業価値の向上に努め、株主の皆さまへの安定的な利益還元を行うことを目指します。
株主還元・配当- [注]
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- ※1ソフトバンク株式会社およびWireless City Planning株式会社の合計
- ※2主に追加性(新たな再生可能エネルギー発電設備の増加を促す効果)のある再生可能エネルギー
- ※1